「Keepaは安全?」「日本語で使いたい」「無料版でどこまでできる?」——Amazon価格推移を調べようとすると、Keepaに関するこうした疑問が出てきます。このガイドでは、Keepaの安全性・日本語化の方法・無料版の使い方を整理し、最後にKeepa以外の選択肢も公平に紹介します。

1. Keepaとは

KeepaはAmazonの商品ページに価格推移グラフを追加するChrome/Firefox拡張機能です。ドイツのKeepa GmbHが運営しており、2010年代前半のリリース以来、Amazon専用の価格追跡ツールとして世界中で利用されています。対応しているのはAmazonのみで、楽天市場・Yahoo!ショッピングの価格推移には対応していません。

2. Keepaは安全か

Keepaは公式プライバシーポリシーで「収集したデータを第三者に販売しない」と明示しています。マルウェアやアカウント乗っ取りといった重大なインシデントの報告はなく、Chromeウェブストアでの評価も高く、長期間にわたり安定して運用されています。この点では信頼できる部類のツールと言えます。

一方で、2021年に公開された第三者のセキュリティ調査では、当時のプライバシーポリシーに明示されていた範囲を超えるデータ(閲覧したAmazonページの商品ID・検索語・売れ筋ランキングなど)が送信されていること、ブラウザのデータを消しても残る識別子が使われていることが指摘されました。価格グラフを作るためにページを読む必要がある拡張機能としては珍しい挙動ではありませんが、入れる前に知っておく価値はあります。

Chrome拡張はインストールすると閲覧ページのデータにアクセスできます。Keepaの場合、AmazonページのASIN・価格情報が収集されますが、それ自体は個人を特定する情報ではありません。拡張機能全般のリスクを理解した上で利用することを推奨します。

3. Keepaの日本語化方法

Keepaの拡張機能自体に公式の日本語オプションはありませんが、以下の方法で日本語表示に近づけられます。

4. 無料版の制限

無料版(アカウント登録不要)でも、価格アラート(価格ウォッチ)の設定は標準機能として利用できます。ただし通知されるのは値下がりのみで、値上がりの通知はKeepa Pro(有料)の機能です。

グラフの期間は「90日」「1年」「全期間」から選べます。無料版でどこまで遡れるかは公式に明記がないため、実際に表示できる範囲はご自身の環境でご確認ください。

以下の機能はKeepa Pro(有料)が必要です。

Keepa Proは月額29ユーロ(年払いは290ユーロ)の有料プランです。長期トレンドを確認するには、事実上Proが必須です。

5. 基本的な使い方(5ステップ)

  1. Chrome ウェブストアでKeepaを検索し、「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。
  2. Amazon.co.jpで任意の商品ページを開きます。
  3. 商品説明の下部にKeepaの価格推移グラフが自動表示されます。
  4. グラフ上部のタブで「Amazon」「新品」「中古」などの価格を切り替えます。
  5. グラフの期間を「90日」「1年」「全期間」から選んで確認します。

6. Keepa以外の選択肢

Keepaは優れたAmazon価格追跡ツールですが、楽天・Yahoo!ショッピングの価格推移には対応していません。ポイント還元込みの実質最安値も計算できません。

これらが必要な場合は、カカクロが使えます。カカクロはAmazon・楽天・Yahoo!・au PAYを同時比較し、楽天ポイントやPayPayポイントを考慮した実質最安値を表示する無料のChrome拡張機能です。

KeepaとカカクロはAmazonの価格確認で機能が重複しますが、目的に応じた使い分けも可能です。詳しくはKeepa vs カカクロの詳細比較をご覧ください。